トロッコ電車で行く!信州最深部の大自然の秘湯温泉
- 訪問日
- 2006/07/17
- 最終更新日
- 2014/04/24
- 投稿者
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管理人総合評価
3.8
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ユーザーの評価
(11件)4.2


黒部渓谷の中で最も古い温泉とも言われている。
ここ最近仕事に追われる日々に疲れがたまり、本当の自然の中でゆったりと癒されたいという気持ちが強かった。という事で選んだのがここ、「黒薙温泉」。
普段だったらなかなか富山には行けないしと温泉を巡り倒すところだが、今回はここで2泊。至福の時間を過ごす事ができた。
テレビもなにもない大自然の中。本当の田舎気分を満喫出来、大満足の旅行だった。
【宇奈月駅】
さて、朝早くに到着した私たちは駐車場へ車を止め、予め予約していたチケットを手に高鳴る鼓動とともに駅へと向かった。
※連休は混雑の為チケットを予約した方が無難。待つ時は2時間も待つらしい。
黒部トロッコ電車HP
http://www.kurotetu.co.jp/
チケットは往復のものしか買えず、途中下車をし駅で降り、次の駅へと行く場合はその駅でまたチケットを買わないとならないというめんどくさいシステム。黒薙温泉は特にチケットが買えない駅の為、乗る時は空いている席を探して乗り後で支払う。まぁ、行けば駅員さんが親切に教えてくれるので問題はないと思いますが。
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オープン型客車 -
特別客車
【トロッコ電車】
トロッコ電車の車両は数種類ある。
最も安い遊園地にあるようなオープン型、特別車両、リラックス客車、パノラマ客車。
オープン型は楽しいが背もたれがないので終点の欅平まで約1時間の道のりでは避けたほうが良いかも。
パノラマやリラックスは高いので特別車両で十分。
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人気の釣鐘温泉駅は半端じゃない混みよう。 -
黒薙駅で渓谷を眺める
黒薙駅では駅員さんが次の電車が来るまで色々と案内をしてくれる。(駅員さんの気分次第かも?)
私たちの時は、線路脇を歩いて行くと雄大な渓谷が眺められるという事で「次の電車が来るまで見に行ってごらん」と案内してくれた。

といってもこういったレトロな駅を見たのは外国ぐらいだが、なんとなく映画「トトロ」を見て感じるような懐かしさがこみ上げる。
黒薙駅は人気の釣鐘駅で降りる人に比べるとかなり少なく、のんびりとした田舎の風景。
昔、黒部へのトンネルを掘ったというお話を駅員さんからお話いただいたりととても楽しい時間を過ごした。
駅の前の聳える自然はそこらへんの秘境とは違う本物の秘境を思わせる。
黒薙温泉旅館への道 ≪山歩きコース≫
駅からの道のりは一般的な山歩きコースとトンネルコースと2つ。
山歩きコースは歩き始めが階段から始まるため一見厳しそうに見えるが少しあがってからは平坦なお散歩程度の道。
途中、滝があったり、渓谷が眺められたりと景色も楽しめる。
徒歩時間は約20分、私たちは2泊するため、お酒、おかし、軽食、さらに本を数冊をたんまりつめこんだ荷物を持って向かったので少し疲れたが、軽装だったら楽々な道だと思う。
黒薙温泉旅館への道 ≪トンネルコース≫ ※2013年現在通行できません。 電車が通っています。
こちらの道はトンネルコース。
あまり表立って教える事はできない道らしいが、実際のところ表立って言っているのと同じで宿へ向かう人はほとんどが知っている。
今現在は使用されていないトンネルで閑散としたトンネル内は涼しく気持ちが良い。
温仙人はこういった空間に男心がくすぐられたのか冒険気分を楽しんでいた。
宿までの道のりもこちらの方が早く約10分ほどで到着。
トンネルコースを通る際には必ず駅員さんに許可をとってから通ってください。

部屋は15室。川沿いの部屋から予約がうまるらしい。
すばらしく古い外観ではあるが中身は改装済み。
国立公園内では建物自体を建て直す事はできないので中身や外観を少しずつ直し直しで保っている。
宿の横には大きな滝もあり、広場にある椅子に腰掛け眺める事もできる。
1泊2食 6畳 10500円
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部屋6畳 -
窓からは滝が見える
部屋はとても殺風景な何もない部屋。
変に新しくて味も素っ気もない。一人暮らし向けアパートの一室のようだ。
若い人向けに作ったのだろうが私としてはもったいないと思うばかり。
部屋から外の滝が眺められるが部屋があまり落ち着かない為、宝のもちぐされ感がある。
川が近いので夜は特に川のゴーゴーとした音が大きく聞こえる。
予約をする際、宿の方からテレビもなんにもないと聞いていたので、電源はあるか、飲み物は?などと思い大量に色々と買い込んで行ったがまったく問題のない設備。(自動販売機も入り口に設置されている)テレビがないというだけで電源はあるし暖房もポットもある。
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ポットにはお茶が用意されている。 -
暖房 -
浴衣 はぶらし -
小タオル
※シャンプー、リンスは宿にありません。売店で100円で売っています。
その他、黒薙温泉名入りタオル:150円 バスタオル貸し出し:200円
最後の秘境 大自然に抱かれた露天風呂 こんこんと流れるまろやかな湯

女性時間:朝7時半~8時半/夜7時~8時
到着して早速メインの露天風呂へと向かった。
豪快な大自然の中に大きな露天風呂が見える。
黒薙川へは大きな雪が被さり豪快さが増している。
一見おぉ!と感動する風景。
ただGWのせいで押し寄せる人人人・・・。
それはまだいいのだが人に対して湯量が少なく湯はみだれ白っぽくにごってしまっている。鮮度が悪いと見てすぐにわかるほどだ。
しかし朝一番に訪れた時は湯も綺麗だったし人も少ない。最高の湯浴みができた。
露天風呂へ行くならあまり人の来ない平日を狙った方が良さそうに思う。

男性時間:朝7時半~8時半/夜7時~8時
私がとにかく気に入ったのは「天女の湯」。通常女性専用の露天風呂となっているが朝と夜に男性時間が設けられているので宿泊者は男性も入ることができる。夜になるとランプが灯され、湯気とランプの明かりで幻想的。吹き付ける風も涼しく極楽な温泉だ。
湯量が豊富で湯が綺麗。浴感もやさしくまろやか。展望も良くいう事なし。
湯船の横からは使われていない湯がドッカンドッカンと捨てられ、湯量の多さを思わせる。
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勢いよく源泉が捨てられている -
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内湯 ※シャンプーリンスはなし カラン、シャワー有 -
ドバドバと湯が流れ落ちる
【内湯】 男女各1
内湯のお湯も天女の湯と同じく最高に質の良い湯。
ちょっと熱いがそこがまた朝風呂に最高。
まろやか、だけどすっきり。浴室の雰囲気は普通だが内湯もお勧めだ。
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旅館前の縁側 -
館内の廊下
のんびりと寛げる空間が少ない中、旅館前の縁側は一番の寛ぎ場所。

山菜を中心とした料理の数々は素朴で納得の味。
近くで獲れた岩魚は天然もの。山菜も地の物、ホタルイカは富山ならではの名産物だ。
全体的に量は少なめなので男性にはちょっと足りないかも。
2泊目は少し料理の内容が変わり下写真のような内容に。

午前中で既にお腹がすいてグーグー言い出す。
温仙人はタマゴが食べれない為、朝ごはんは干物と漬物のみ。さすがに食べた気がしなかったようだ。
という事で早速午前中から買出しに行く事が決まった。
町へ出てお昼ご飯を食べて買い物をして戻る予定。
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広場にのみ1台テレビも置かれている。 -
温泉コーヒー 300円
食事後は入り口の広場でコーヒータイム。
こちらのコーヒーは温泉コーヒー。
飲んでみると一味違う濃くのある味。
その他、お昼用に温泉タマゴ、カレー、牛丼なども販売している。
1泊して2泊目、食料を買出しに行った帰りにトンネルコースをそのまま奥まで歩き、お散歩。温仙人の口からはスタンドバイミーの曲がこぼれていた。
終点まで行くと滝と発電所があるという。
思ったより相当に遠かったが楽しい散歩だった。
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景色は最高に綺麗 -
橋を渡る -
橋の先からは温泉が湧いている。 入れる温泉ではなく湯気だけ
ちょっとしたトレッキングコース
平日に行けばもちろん、休日祝日でも毎回独占状態だった。
黒部峡谷鉄道の宇奈月を出て最初に降りれる駅がここで、「運がよければ」なのか「昔は」なのかわからないがトンネルを入ってちょっと行ったところを右に曲がってすぐのところにある。
ただ一番最近行った時はトンネルを通って怒られたので今は山を登らないといけない。
10分か15分くらい山道を歩く。最後の分岐を右に行くと旅館、左に行くと露天風呂である。
広くてゆったり楽しめる露天風呂は混浴で、女性専用の露天風呂もつり橋と言う粋なステージを通って行くことができる。
宇奈月の湯は全部ここから供給しているほど湯量は豊富である。
ぜひ、たずねて欲しい。
鉱山電車にゆられ、Ticket To Ride
昭和産業の遺跡、ここも世界遺産にしたい。
新緑/紅葉/登山/秘湯へと何回か訪れています。
黒部トロッコ電車=黒部渓谷黒部川沿いに宇奈月温泉から欅平まで1時間30分程のトロッコ電車です。
季節によって全面開通していない時期もあるので事前に確認が必要です。
電車から見える風景は圧巻です。秋の紅葉の時期をお薦めします。
「黒薙駅」から山道を歩いて30分程。一軒屋の秘湯が見えてきます。
階段を降るのが多少キツイです。
夏場でも、雨具、長袖シャツ等完全登山の準備をして訪問しています。
湯は男女別内湯、河原に出て穴を掘れば湧き出る温泉。河原の露天風呂は女性用もあり、
誰もが楽しめます。
お湯は季節により変化するようです。夏場は少しヌルメの無色単純泉。
夜、星空が手に取るようにきれいです。
秘湯♨で、まさかのハプニング!
憧れのトロッコで行く黒薙温泉に、シルバーウィークに連泊しました。
温泉はふもとの宇奈月温泉の湯量をすべて、まかなっているだけあって湯量豊富な良い温泉でした。
食事は山の中の一軒宿らしく素朴ですが、それがまた良かったです。
二日目は『噴水見学会』というイベントがあり、普段見ることが出来ない源泉をみること出来ました。気さくなスタッフの方から温泉の管理の話を聞いたり、お忍びで来た芸能人の話を聞いたりと、連泊しても全く飽きることがありませんでした。
ハプニングが起きたのは二日目の午後!一人で大露天風呂に行った夫が「大変だ~(泣)」と帰ってきました。
「どうしたの?」と聞くと、アブに大事な所を刺されたと言うではありませんか!!!
私は「大丈夫?」と言いつつ笑いを堪えながら、記念写真を撮りました(*^^)v
皆さんにお見せできないのが残念です(悪い妻...)
それから二週間は腫れと痛みがひかず、かわいそうでした(>_<)
そんなハプニングがあっても、夫はまた行きたいと言います。
それほど、いい温泉・いい宿でした。
運がいい!!
新嘗祭の連休5日前に何気に温泉に行きたいと名剣温泉に電話をした。
誰も出ない。
一か八かて黒薙温泉にまたしても電話・・・キャンセルがないかと聞くとなんとOK(≧∇≦)
急遽旅支度。
一度は行ってみたかったトロッコ電車で行く秘境の温泉。
レトロ感満載のトロッコ車両は見るだけにして、リラックス車両で宇奈月温泉駅から黒薙温泉駅へ。そこから期待を裏切らない険しい山道を25分いくと、河原から湯けむりが見えた。
直ぐに古びた民宿に到着。ゆぎり1号室という川側の絶景が眺められる部屋に案内された。
早速浴衣に着替えて混浴大露天風呂へ・・・貸切だった。
23日の昼から冬期に入る為に休業になる為か?
何はとも優しい湯に浸かり黒部渓谷の一部を見ながらのひと時は最高だ。
実はココから宇奈月温泉に源泉を引っ張ってるらしく少し熱いかな。
夜は早めで17:30から25人位座れる一緒の座敷で食事。
田舎だと侮っていたが旨い(≧∇≦)
山菜に始まり岩魚が最高だ。おまけに岩魚の骨酒も頂き至福の気分だった。
ハクビシンにも出会って、堰の水の音も気にならず爆睡。
5:30に起きて天女の湯に暗い中を歩いた。
一番風呂に入り濃厚な泉質の内湯で髭を剃り再び就寝。
素朴な朝食を頂き元気を取り戻し帰路に着く。
良かった(≧∇≦)
真夏の露天風呂は引きました
日帰り入浴はそろそろ今シーズンは終了になりますので、お急ぎを。私が行ったのは7月でした。
大露天風呂は混浴で、宿の方が「今1人男性が入ったので、女性用の方が陰になってていよ」と言ってくれたので、その言葉に従い”天女の湯”という小さい方の露天風呂に行きました。
渓谷を上から見下ろす、眺めの良い所にあり、調度日陰になっていました。
この黒薙温泉の湯が、あの宇奈月温泉郷全ての温泉旅館の湯を、まかなっているとは驚きでした。それを聞いた途端、期待度が更に高まりました。
確かに新鮮感はありましたが、須川高原温泉程には感じなかったです。源泉温度が高すぎてかなり加水しているからなんでしょうね。それでも熱い。しかも真夏の温泉。どんなのかなあ~と言う感じで終わりました。
宿の方が「下の露天風呂空いたから入る?」と言って下さったのですが、この暑さ、強い陽射しの中、遮るものが全くない広~い露天風呂の熱い湯に入ってみる気はせず「もういいです」と言って早々に切り上げて来ました。
というのもトロッコ電車の時間が気になり、ゆっくりもできなかったんです。
予想外に、駅から山道と言う程のものではないと思うのですが、石段の上り下りが多く時間ががかかり、息を切らしながら急いで行った上に、帰りの電車の時間を、1時間勘違いしていたもので、慌てて帰って来たのでした。
本当は、周囲の散策を楽しみながらゆっくり向かうと「秘湯に行くぞ」って感じの雰囲気満載の場所だと思いますので、時間には十分余裕を持って、トロッコ電車の時間を確認の上、秋とか新緑の時期に行ったら、さぞかし気持ち良い温泉なのではないでしょうか?
トロッコ列車で行く黒部渓谷の大露天風呂
黒薙駅で降りる人はほとんどいなく駅から階段を渓谷に向かって降りて行くと15分くらいで黒薙温泉に着く。鄙びた外観の旅館で受付を済ませ混浴露天風呂へ。
大きな湯船は岩で囲まれていて湯底の石もここで採れた石を敷き詰めてありとても綺麗な色です。
脱衣所はテントが2つあり男女別になっています。
無色透明で柔らかいお湯は適温で気持ち良い。また渓谷沿いにあるため川の音、谷を通る風、自然を満喫できます。ただ夏はアブが多いので注意して下さい。
トロッコの時間の関係のため露天風呂のみの入浴だが満足できた。
帰りも来た道を戻って行く。以前は廃線?になった線路の道でトンネルの中を通る道があり「スタンドバイミー」を思い出させる道があったのだが今は通れなくなっている。
時が経っても変わらない場所。とても贅沢な時間を過ごせます。
すべてにおいて、二重丸◎の温泉宿でした!
10月02日(金)~03日(土)のこと。ここは本当にアタリだった!こんなにも良い温泉宿とは全く知らなかったもので、受けた衝撃はあまりにも大きい。最高のおもてなし、風情のある宿、質の良い温泉、豪勢な食事、宿までの環境、とどれをとってもレベルが非常に高い。まだまだ経験豊富ではないけれど、気持ちの良いおもてなしと温泉を楽しむのならば、ボクの中では黒薙温泉旅館がナンバーワンとなった。
さて、せっかくこんなにも良い温泉宿に巡り会ったのだから、ちょっと詳細な記録を残しておこうと思います。この黒薙温泉旅館に来ることになったきっかけは、翌日に控えていた阿曽原温泉までの水平歩道を歩くための前乗りとしての前泊のため。久しぶりに時間的な余裕を持った山旅を楽しんだのでした。
トロッコ電車(黒部峡谷鉄道)で宇奈月駅から黒薙駅までは25分ほど。黒薙温泉旅館まではそのトロッコ電車でしか行けませんし、黒薙駅からはさらに山の中を20分ほど歩かないと着きません。宿までの素敵なプロローグが、もうここでしっかりとできあがっていてあまりにも見事でした。
さらにこの日は低気圧の影響とやらで、大雨降りしきる中をジムニーで黒部ICへ向けて疾走中に、トロッコ電車が午前中は運休ですから、どうぞごゆるりとお気を付けてお越し下さいとのご心配の連絡までいただいた。因みに黒薙温泉旅館のチェックインは午後の2時なので、宇奈月駅周辺でお昼を食べて13:11分の宇奈月駅発のトロッコ電車に乗ってゆくのが時間的な都合がよろしい。
この日は平日の金曜日だったこともあり、かなりご年配のマダム二人と旦那さんが外国人のご夫婦と我々の三組だけでこの素晴らしい温泉宿を満喫。黒部川の増水で入ることができなかった大露天風呂以外の、内湯と天女の湯を存分に楽しんだのでした。あまりにもお湯が良くて、心地が良くて、心底しびれました♪ ※本来、天女の湯は女性専用の露天風呂ですが、この日は客が少なかったので、ご主人の粋な計らいで男女別で1時間交代で21時まで入浴が可能でした。朝は5時半から可でした。
食事は晩ごはんも朝ごはんもあまりにも豪勢でした。17:30分からいただく晩ごはんは、黒薙温泉旅館の宿主である飯田さんの愉快で楽しい説明付きで、食堂で他の方と一緒に各座卓でいただきます。ボクらはあらかじめ仕入れていた、ごはんがやや少ないとのネットの情報から、事前に鶏の唐揚げとイカの黒作りを追加したんですが、実はそれも要らなかったほどのゴージャスな食事の内容で驚いた。昆布〆の刺身とわらびの昆布〆め、温泉豆腐に温泉卵、そして山の幸の天ぷらが何とも云えずにグ~だった。めちゃくちゃ美味しかった♪初めて呑んだ宇奈月ビールもとても旨かった♪
その宇奈月。宇奈月温泉郷の温泉は、全てがこの黒薙温泉の源泉から出る良質で豊富な湯量でまかなわれているとのことで、歴史ある黒薙温泉の経緯なども含めて、とても面白くお話してくれました。さらに各部屋にはファイルにされたパンフレットが置いてあり、テレビも無く携帯電話の電波も入らないところですから、温泉に入っているとき以外は川を眺めたり呑んだりする他はほとんどすることも無いので、内容の濃いそのパンフレットを隅々まで読んだりして、普段とはひと味違う至福の時間を過ごすことができました。
翌日のボクらの行程を心配しアドバイスをくれたり、増水のために大露天風呂が荒れて入浴が不可となっていたところに迅速な対応でそれを朝の入浴に限り可能としてくれたりと、まさに至れり尽くせりとはこのことだなと感じた一日でした。こんな秘湯で味わう抜群のおもてなし。温泉とごはんと黒部の自然を味わうのと一緒に、またすぐにでも再訪したいものです。本当にお薦めの素敵な温泉宿でした。
memo
■場所:黒部峡谷 黒薙温泉旅館
■交通:トロッコ電車(黒部峡谷鉄道) 宇奈月駅⇒黒薙駅(25分 570円)
■駐車:宇奈月駐車場(2日券で1100円)
■宿代:ひとり9870円(一泊二食付き)
■源泉:内風呂(24時間)、大露天風呂(混浴)、女性専用露天風呂(天女の湯)
■特筆:浴衣、タオル、歯ブラシ、シャンプー、ボディソープ、洋便器でウォシュレット。
景色は抜群!
トロッコで30分、険しい階段を徒歩20分で到着するオススメ秘湯!
お湯も景色も抜群によし。
夏は虻みたいな虫が多いのが難点ですが私は個人的には好きなお湯です。
鐘釣のワイルドな温泉は女性には水着がないとかなり勇気が居ますが、こちらは心配無用。
真の秘湯 夏の訪問・アブには要注意
この夏休みに訪問しました。
トロッコ列車でしか入れない山中の駅へ、そこからは山道(想像以上)を10~15分くらいかけて辿り着く、新の秘湯でした。肉体的には、駐車場から近い姥湯温泉より遥かに秘湯だと感じました。
部屋にエアコンが無いので、夏は地獄のように熱いので注意、朝と夜は少し涼しくなります。
温泉は大きい方の露天に、残念ながらアブが大量発生しており、宿も対策(麦藁帽を被って温泉入る)を準備しておりましたが、やはり気になってしまいました。あと普通に蛇とかいます。風景は抜群です!
一方で女湯(1日に数時間だけ男湯にチェンジ)にはなぜかアブがおらず、泉質上質・夜は静かな自然に囲まて、最高でした!
なお内湯は普通にキレイで虫もおらず、アメニティなどもそろっておりますのでご安心ください。この内湯が家に欲しい…
秘湯です
黒部のトロッコ列車でしか行けない宿です。
黒薙駅から徒歩15分ほど。
秘湯の鄙び感が出まくってる宿です。
混浴露天はとんでもなく大きいですが私は何か落ち着きませんでした。
別の露天の天女の湯はちょうど良い広さで渓谷の眺めも良かったです。
内湯も雰囲気は普通でしたが落ち着きます。
食事は川魚、山菜などの所謂秘湯の宿に出てくる料理内容。
でもどれも美味しくいただけました。
東北以外で1万円前後の料金でこのお風呂と食事は文句のつけようが
ありません。
アルペンルートが雨でがっかりした事を宿泊していた
一人旅のおじさんに話すと「雨が降ればまた来ようと思えるから良いじゃない」
と言われなるほど!と思いまだ行くことができていません・・