極上のぬるめの炭酸泉を味わうなら絶対外せない温泉
- 訪問日
- 2005/05/22
- 最終更新日
- 2014/04/24
- 投稿者
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管理人総合評価
4.0
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ユーザーの評価
(9件)3.9

三瓶山の北西麓、秘境の地へひっそりと湧く小屋原温泉。
私たちが今回島根県で一番楽しみにしていた温泉でもある。
小屋原温泉へ宿泊したのは島根県へ到着して1日目。道の選択を間違え反対側から来たらそうでもなかった道が半端ではない山道を通る事に。
島根県とはなんて秘境なんだ、と驚いた瞬間だった。
しかし次の日、反対側から帰って撃沈。こんなに走りやすい道だったのかと・・・。
道の選択は要注意。三瓶温泉へ行く道の方から向かう事をお勧めする。
到着してみると思っていた通り自然がいっぱいの鄙びムード満天。
木造の趣のあるという雰囲気とはまた違い外観は何てことはない簡素な雰囲気だが、中へ入ると素朴な湯治ムード満天。
1泊2食付 5月2日 月曜日泊 9075円 6畳+1.5畳+トイレ付
部屋は素朴でシンプル。窓からは外の川が見渡せとても落ち着く部屋。私がもっとも落ち着く部屋の作りといってもいだろう。ほこりがたまっている事もなく清潔なのも嬉しいポイント。
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テレビ -
トイレ(洋式) -
洗面場所 -
エアコン
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浴衣(羽織はなし)・小タオル・歯ブラシ -
お茶セット -
茶菓子のお饅頭

評判も良く、沢山のファンが多い小屋原温泉。
はじめ私は電話対応がとても悪い為、その評判はいかがなものかと疑った。
しかし到着してみるとあれ・・対応が良い。
私を対応している途中で誰かから電話がかかってきた。
あれ・・・対応が悪い・・。聞いていると、「あ~無理ですね」とそっけない態度。何故か電話との対応を分けているように見える。
きっとそっけない対応なんだろうと思っていたが、良い対応に気をよくした私だった。家庭的な対応・・というわけでもなくどちらかというと事務的ではあるが帰りには外まで出てきてお見送りをしてくれる。とても嬉しく感じた。
食事は土地の素材を使用した料金にしては豪華なもの。
特に天ぷらは変わったもので、何かの花だったりと珍品に喜ぶ私。
刺身・天ぷら・煮物、全てがおいしく満足の食事だった。
ただ、食事何処は少し寒い。朝は特に寒く食事をおいしく感じる事もできないほどだった。
この中途半端な時期だからこその事だろうと思うが寒い事に弱い私には辛いことだ。
じんわり身体に染みわたるぬるめの湯

人肌程度の温度ではあるが気泡により身体が熱くなる。まず手のひらが熱くなり、その後身体のいたるところの血行の良さを感じる。湯船の淵、床へは成分の濃さを物語る析出物が付き、感動を覚える。
【左から3番目の湯】
なんといってもすばらしかったのはこの湯。
炭酸は七里田に迫るほどパチパチパチと弾け、湯の表面には油が浮いている
ような色をしている。
味は炭酸4番目の次に強め・ダシ味も4番目の次に強め。
湯船が小さい分一番新鮮な湯だろう。
温度も一番ぬるく、ここでは約1時間心ゆくまで堪能した。
【左から1番目の湯】
他よりも濁りがあり、温度が高め(高めといってもかなりぬるい。)
源泉投入量は一番少なく泡付きも少ない。
ここだけ湯船が木造で作られており、床の析出物は綺麗に削りとられたかのようにツルツル。
味は炭酸少なめのだし味。
【左から2番目の湯】
他よりも透明度が高い
一番味が薄くダシ味も炭酸味も少々といった感じ。
一番薄いように感じた。
温度は一番奥の湯船の次に高め。
【左から4番目の湯】
3番目と少し似ていて炭酸・ダシ味が一番強い。
ぬるいのは3番目その次がここ。
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小屋原温泉へは貸切内湯が4つ有り、一つ一つが微妙に違う。
私たちは夕方に到着し、この日は2つだけ・・・と思っていたが、あまりの極上湯に気が付いたら4つの湯船をはしごし約3時間程入浴し続けた。
内湯といっても大きな窓が開放感があり、外の綺麗な緑にはアロマ効果が。
シャワー・カランなどはないが、シャンプー・リンスは置いてあり、カランもある為洗髪も問題ない。
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浴室前の廊下は湯治場そのもの -
朝ご飯を食べてまた寝る温仙人。結局出発はチェックアウト時間の10時に・・・。
浴室の前に通る廊下は木造の鄙びたもの。この部分だけを切り取ると何百年も前の湯治場を思わせる。
この日の宿泊客は2組。今まで宿泊した宿の中で最も長い時間温泉へ浸かっていた温泉だ。
≪小屋原温泉の良かったところ≫
総合的に満足の御宿。特に温泉がすばらしく、4つの湯船をはしごできるのは宿泊者の特権。日帰り入浴の場合、土、日となるとかなり待つ事になることも・・・。この日も朝から日帰り客が来ていた。
≪小屋原温泉の良くなかったところ≫
あまりないが部屋と食事何処の寒さが少々、。といった程度。あとは電話対応は悪いがたいした悪い点というわけではない。
入って3秒で泡だらけ。ツルツル美肌
想像を凌ぐ炭酸泉でした、湯に浸かって数秒で、目に見えて身体中が泡だらけ。
入ったあとに友人も自分も肌がツルツルスベスベになって2度ビックリです。
味も少し甘味のある出汁味で、何度も飲み続けてしまいました。
3つ貸切風呂があるうちの、一番手前の小さい風呂が、特に凄まじいほどの泡つきで、大満足です。湯舟が小さい方が、よりお湯の循環が良いため、濃度が維持されるためかと。
温度はぬるいので、春は何時間でも入ってられます。冬は無理ですね。
食事はとてもシンプルで普通。肉も無いので大食漢には物足りないかも。
施設もあまり期待しない方が、シャワーもウォシュレットも無いです。
自然環境と温泉は抜群なので、純粋に自然の中で静かに温泉を味わいた、春~夏にかけて最高の炭酸泉を理解した人が楽しむ宿かと。
5枚目の写真は西の原。都会で荒んだ心と身体が、解放されます。是非。
温泉はすばらしいが
宿の従業員の応対は、あまりにお粗末なものでした。
2時半にはまだなっていないのに、
日帰りは3時までだから無理、諦めて帰れ、
と、けんもほろろ。
なにより、ラストオーダー?も特に定めはない。
早風呂だから大丈夫、遠くから来たので頼むと御願いして、渋られること5分。
この5分こそムダだった。
行きたいが、あの従業員の顔は二度とみたくない。
温泉がいいことにあぐらかいている典型的な宿。
なかなか凄い泡付き!
なかなか凄い泡付きに感動しました。入り口から1つめと2つめの浴室の間から源泉が出ているらしく、その通り泡付きが1番多かったのが1つめの浴槽で、入ってすぐから全身にびっしりの泡付きは、長湯のラムネ温泉や七里田温泉にも劣らぬ程でした。2つめの浴槽も、1つめよりは少し劣るように思いましたがなかなかの泡付きでした。3つめになると少なくなり、4つめの浴室はこの時は宿泊客が2組だったためか閉めていました。
浴室に入った瞬間強い金気臭。木造の鄙びた浴室に、赤茶色でこってりコーティングされた湯舟。床も茶色~緑に彩られています。200年の温泉成分の蓄積で芸術的に仕上がっていました。
浴感は硬質ですが、含二酸化炭素・塩化物・炭酸水素泉の湯は湯上りはしっとりしていました。味は塩分が混じったエグミというか、飲んだことのない非常に飲みにくい味でした。
38℃のぬる湯にゆ~っくりと身を沈め泡付きを楽しみ、窓辺の明るさを眺めていると眠たくなってくる・・う~んこれはなかなかいい湯だなあ。
入浴時間が22時30分までで朝は6時半からと制限があるのが少し残念ですが、蛇口からは水を沸かして提供しているので仕方ないですね。
前回日帰りで伺った時は、宿泊客が来ているという事で断られました。日帰り入浴は不定休もあるので確認必要です。今回はリベンジ及び蛍目的での宿泊でした。
宿の横を川が流れ、部屋からも蛍が見られるようになっています。また浴室の廊下からも前の庭に飛ぶ蛍が見られます。宿泊した日はこの夏、蛍が飛び始めた頃で20時頃から20時半頃にかけ、川で10数匹の蛍が飛び交う姿が見られました。景観的には大分の福元屋の部屋から見る蛍と良く似たシチュエーションでした。フワフワと幽玄に舞う蛍を見る事ができ嬉しかったです。
食事は広間で、味付けがかなりの薄味という事と、天ぷらが冷たいのが残念でしたが、宿で代々作り継がれている玄蕎麦という、やや透明感のあるシコシコの手打ち蕎麦が美味しかったですし、この宿の名物にもなっているそうです。
部屋には冷蔵庫とバスタオルはありません。宿を守る14代目の女将さんは、予想外に気さくで優しい方でした。バス停までの送迎をして下さいますが、冬季は無いという事です。
アクセス例:大阪から出雲市まで高速バス。出雲市~大田市までJR。大田市から石見交通路線バスで三瓶方面、新池田バス停下車、送迎あり(冬以外)
画像1は入り口から1つめの浴槽 2は2つめの浴槽 5は蛍がみられる宿の横にある川
極上の炭酸泉ひとりじめ
管理人さんのレポートを参考にして私も 左から3番目の1番小さい浴槽に入りました。 て言うのも、受付のおねえさんが、日帰り入浴なので お風呂は1つだけ選んでください と言われたので。
1時間 ゆっくり極上の炭酸泉を堪能できました。 人の多い地元山口県の柚木慈生温泉では こうはいきません。泡は肌にまとわりつき、お湯の温度はぬるめでちょうど良く 湯の表面は 炭酸がぱちぱちはじいています。 あ~ 幸せでした。 またいきた~い!
三瓶周辺の温泉の穴場
月曜日の午前に日帰りで行ってきました。
実家から15分くらいの場所なのに初訪です。
うわさ通りお湯は良かったです。
温くて泡付いて肌はスベスベになって
ポカポカでした。
金曜日がお休みらしいのですが、
用事が出来たときに店番が居ない時は
閉めてることもあるので、事前に確認した方が
間違いないとお姉さんが教えてくれました。
真横に川が流れてて犬を散歩させたりでき、
大満足でした。
1日4湯を満喫させてもらいました。
ここの炭酸泉をこのサイトから知って,昨夏日帰りでお世話になり,この夏は宿泊して1日4湯を満喫させてもらいました。
七里田と比べるとに遊離炭酸は低いけれど湯温はこちらの方が高い,また注入量も少なめ。4カ所の湯船があるが,どれも同じ源泉を入れているとのこと。小さな浴槽の方が泡の肌付きは良いかな。貸し切り利用なのでのんびり長湯ができる。これがいい,ほんとに寝てしまいそうな心地よさだ。
部屋はトイレ付きのごく普通。食事は朝食にひと工夫がほしいかな。サービスは純情そのもの。難点は嫁さん曰く「いまどきバスタオルのない宿などない」とおかんむり。しかし,この泉質を1日4湯満喫できるなら許せるだろう。次はバスタオルを持参しよう。
炭酸泉にゆっくり入れる
良質な炭酸泉は人気がある。だから、七里田の下ん湯や山口の柚木滋生温泉みたいなところは、いつも混んでる。でも、小屋原温泉は貸切炭酸風呂が4つもあるので、ゆっくり入れるから良い。宿の雰囲気はフリーダムな感じでとても合う。宿のねえさん二人もとても素敵な人だ。先日3度目の宿泊をしたら部屋がリフォームされていて、さらに気持ちよくなった。また行く。
お湯、最高です!!
こちらのHPでとても気になっていて、三瓶へ行く時は必ず泊まりたいと
やっと宿泊することができました。
宿までの道順は、電話で確認していたので、案外すぐわかりました。 17時前の到着になり、駐車場には車がない??
なんと、土曜日にして私たち1組。ちょっと不安になりましたが、
お湯に入って、その不安はまったくなくなりました。
4つの貸切風呂が、なんと全部貸切でしたが、
ぬるめのお湯が、三瓶登山で疲れた体にちょうどよく、
ゆっくり、ゆっくり、入ることができました。
炭酸が体にジュワジュワと。
料理も、派手なものはないですが、島根の食材が使ってありました。
お部屋は、古い建物ならでは・・ですが、綺麗に掃除してあり、 いやな感じはまったくありませんでした。 まあ、なにはともあれ、やはり、お湯が最高でした。
rc=
いいんですが、施設に綺麗さを求める人には難かも
管理人さんも書いているように、電話の対応は悪いです。
おばさん一人で切り盛りしているようです。
冬に2回行きました。
部屋のエアコンが全然効かなく、寒くて死にそうでした。
夕食の時に、別の一組も部屋が寒いという話をしていたので、「何とかしてください!!」というと、最初は「ストーブとか無いんです」と言っておられたが、結局、何処かからファンヒーターを都合してくれて事なきを得ました。
宿を切り盛りしているおばさんは、基本、客に対してとても誠意あると感じますが、ちょっと天然キャラで時々?な気がします。
お風呂は湯は絶品ですが、ちょっとボロい感は否めません。そういうのが気になる人は気になると思います。(ちなみに私はそういうのあまり気にしない方だと思いますが、正直気になりました。)
食事は特別なものは出てきませんが、美味しかったです。満足できました。
特に手打ちのそばはよかったです。
ちょっとネガティブなことも書きましたが、実際のところを書いたほうがよいと思って敢えて書きました。でも、お湯の良さはネットでいろいろ書かれている通りですし、食事も満足できるので、上記のことがあまり気にならない方には自信をもってお勧めできます。